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執筆者の写真かけっこAC 板橋

成長痛ってなに?子供のこの痛みは成長痛?

更新日:2024年10月25日



こんにちは!コーチの齋藤です! 今回のテーマは「成長痛って??」

前回かかとの痛みに関しての成長痛を描きましたが、今回は成長痛って何?大人の痛みと違うの??ってところを書いていきたいと思います!



主に成長痛は小学生高学年〜中学生までの年代で身長の伸びのピークと共に運動器(身体を動かすパーツ)の骨、筋肉、腱、靭帯組織が脆弱になります。

これらは成長度合いの個人差が大きく、成長が早い子も遅い子も同じ強度の運動を行なっているために痛みが発生しやすいと考えています。




成長期における身体の特徴

  • 骨の成長  骨にもよりますが、成長に伴い骨端の軟骨が増えて成長の終了と共に、軟骨が骨に置き換わっていきます。この時、軟骨部分は一時的に脆い状態であるために、痛みの原因になりやすいです。


  • 筋肉、腱の成長  筋肉は柔軟性がありますが、骨と比較して遅れて成長していくために,急激に身長が伸びた子どもは一時的に身体の柔軟性が失われてしまう要因となります。 また急激に身長が伸びたことにより、身体(筋腱)が硬くなり、骨が引っ張られ、痛みが生じやすくなる。 例としてオスグット病や子供の足底筋膜炎など。


  • 靭帯の影響  成長期の子供に関しては靭帯よりも骨の強度が弱いこともあり、ケガ発生時に骨と靭帯がついているところ付近の剥離骨折などを起こすことが多い。


  • 成長期の予防  色々と成長痛の原因について書きましたが、特に成長期の予防は身近な保護者の成長痛の理解が必須であります。何より成長期の年齢では自己管理が不十分である可能性が高く、保護者の監督が届きやすいことも挙げられる事から、保護者の理解が必要とも言える。



まとめると保護者に成長痛の予防の理解があると、

  1. ⇨ケガのリスクが減る(オーバーワーク予防やボディケア(ストレッチやマッサージ)、栄養、睡眠管理など)

  2. ⇨ケガをしなければ練習や試合にも参加でき、

  3. ⇨さらにスポーツをより楽しむことが出来ます。


簡単にですがこういったリスク管理にも繋がりやすいです。




私は小学生の時から成長が早く6年生の時には170cmありましたが、成長痛やケガに悩まされ、満足にプレーに集中できる時間が少なかったと思います。


私の頃とは違い、今の子供達は、運動に加えて、授業+塾や習い事、遊び、行事、家族、友達、スマホ、ゲームなど自分以外に時間を取られ、変化をしてく自分へのケアの時間が圧倒的に足りないため、親の管理が必須となります。





下の図は小学生の平均的な活動時間になります。

あくまで平均なので各家庭で違いはありますが、当てはまる方もいるのではないかと思います。

ぜひご覧になった方は、5分でもいいので1日1回自分のケアに当ててみてください。




ご精読ありがとうございました。

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