陸上で気をつけたいケガのポイント
- かけっこAC 板橋

- 10月10日
- 読了時間: 3分

こんにちは!さいとうコーチです。
前回は「なぜ準備運動が大切なのか?」についてお話しましたが、今日は陸上競技で特に注意してほしい「ケガをしやすい場面」についてご紹介します。お子さんが元気に走り続けるためには、ケガの予防がとても大切です。ぜひ参考にしてください!
① 練習開始直後の足首のねんざ
陸上競技で特に多いケガのひとつが、足首や膝のねんざです。
準備運動をしていても、どうしても上半身中心の動きになりがちで、足首やふくらはぎ、ももといった下半身の末端がしっかり温まっていないことがあります。その状態で急にスピードを出して走ろうとすると、足が思うようについてこられず、つまずいたり、足首をひねってしまうことにつながるのです。大人でも「最近つまづきやすい」、「よく何もないところで捻っちゃう」などないでしょうか?
足は「体の土台」となる大事な部分です。ここが硬くなると、ふくらはぎ、膝、もも裏、股関節といった下半身の動きが連鎖的に悪くなり、フォームが崩れたり、走りにくさが出てしまいます。日常生活でも「つまずきやすい」「しゃがみにくい」といった影響が出ることもあります。
👉 ポイントは、日頃からゴルフボールや竹ふみ、お風呂に入った際に揉むなどで足裏をほぐす事も大事ですし、裸足で芝生などを歩くなどして足裏の感覚を良くすることが大事です。
ちなみにさいとうコーチの赤ちゃんは新生児から足を触り続けたからなのか1歳3ヶ月ですでに走り始めてます!将来有望かもしれません笑(親バカ)
② 痛みを我慢して走り続けること
さてもうひとつ気をつけたいのが、「痛みがあるのに無理に練習を続けてしまうこと」です。
例えば、筋肉痛や靴ずれなどで違和感がある状態で走り続けると、体は無意識にその痛い部分をかばおうとします。その結果、普段あまり使わない筋肉に負担がかかり、別の場所に痛みや疲労が出てしまうことがあるのです。
特に陸上は「走る」というシンプルな動作の中で、左右のバランスが崩れるとフォーム全体が乱れてしまい、スピードも出にくくなります。それが積み重なると、ケガにつながる大きな原因になってしまいます。
👉 もしどこかに痛みが出たときは、無理に走らず、その部分が回復するまで練習を控えることが大切です。休むことは勇気がいるかもしれませんが、結果的には長く楽しく走り続けるための近道になります。まずは親かコーチに相談しましょう! しかし!ただ休むだけでは回復は遅くなるので、整骨院や整形外科に行ったり、自分でマッサージ、ストレッチをしたりしましょう!
ちなみにトップアスリートは身体の各地に「アンテナ」が無数にあり、ちょっとした異変も気づきやすいです!ですが運動不足な大人や高齢者になればなるほど「アンテナ」が少なくなく異変に気付きにくいことも...ストレッチや体操を習慣化し、身体の声を聞きましょう!
まとめ:ケガ予防は走力アップにもつながる!
陸上で速く走れるようになるには、ただ走り込みをするだけでは不十分です。ケガを予防しながら正しいフォームで走ることこそが、上達の一番の近道です。
・練習前にはウォーミングアップをしっかりし、運動後はストレッチやケアをしましょう!
・痛みや異変があるときは「無理をせず休む事や自分でケアをする」
この2つを意識するだけでも、お子さんの走りは大きく変わります。
これからも一緒に、ケガのない元気な走りを目指して頑張っていきましょう!







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