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【小学生の肩・肘の痛み】かけっこで「腕が痛い」のはなぜ? 野球や遊びの疲労が走りに影響する理由と対策

ムッキムキ
ムッキムキ


こんにちは。かけっこ教室のこみやコーチです!

最近、かけっこ教室に来てくれる小学生のお子様の中で、こんな声をよく耳にするようになりました。


「先生、走る時に肩が痛い」 「腕を振ると肘がズキズキする」

かけっこは足(下半身)のスポーツだと思われがちですが、

実はお子様の「上半身の痛み」を訴えるケースが増えています。


お話をよく聞いてみると、「野球やソフトボールなどのスポーツをしている子」や、「放課後に友達とキャッチボールをたくさんしている子」にとても目立つことが分かりました。


今回は、「なぜ走る時に肩や肘が痛くなるのか?」という意外な関係性と、成長期のお子様に多い上肢(腕周り)の怪我のリスク、ご家庭でできる対策について分かりやすくお話しします。



なぜ「かけっこ」で肩や肘に痛みが出るのか?

「ボールを投げていないのに、なぜ走るだけで痛いの?」と不思議に思われるかもしれません。

実は、かけっこにおいて「腕振り」は非常に重要なエンジンです。腕を速く強く振らなければ、足は速く動きません。

全力ダッシュをする時、お子様の肩や肘には以下のような負担がかかっています。


・強烈な腕振りによる遠心力と筋肉の収縮

スタートダッシュで地面を蹴る際の、全身への衝撃

カーブを曲がる時や方向転換時の、上半身のねじれ

野球の投球や長時間のキャッチボールで、すでに肩や肘の筋肉・腱に「見えない疲労や小さな炎症」が溜まっている状態だとします。

そこに、かけっこの「強い腕振りと衝撃」が引き金となって限界を超え、「痛み」として表面化してしまうのです。



小学生に多い「腕の怪我」と危険なサイン

「ただの筋肉痛かな?」と見過ごしてはいけない、代表的なトラブルとサインをご紹介します。

  1. 野球肩(肩の腱の炎症)

肩の奥にあるインナーマッスルが繰り返し擦れて炎症を起こします。小学生の低学年でも発症する子が増えています。

危険なサイン: 腕を上げるだけで痛い、かけっこで走る時に腕を後ろに引いた時にズキズキする、夜寝ている時も痛む。

  1. 野球肘(軟骨や靭帯のダメージ)

肘の内側や外側に負担がかかり、骨や軟骨が傷つきます。成長期の子供の骨(骨端線)はまだ柔らかいため、重症化すると手術が必要になる怖い怪我です。

危険なサイン: ボールを投げた後に肘が痛い、最近なんだか握力が落ちてきた、走る時に腕を曲げ伸ばしすると響く。




こみやコーチの「怖かった体験談」

実は私自身、学生の頃に野球経験者の友人と休日に草野球をしていた時のことです。

ある日から突然、何をしても肩が痛くなり、腕が上がらなくなってしまったことがあります。「このまま治らなかったらどうしよう…」と、不安になり、日常生活すら不便になり、本当に怖い思いをしました。

だからこそ、お子様が「ちょっと痛いかも」と言った時は、絶対に無理をさせてはいけないと強くお伝えしたいのです。



痛みを防ぐ! ご家庭でできる4つの予防策

怪我を防ぎ、長くスポーツを楽しむために、ご家庭でぜひ取り入れていただきたい習慣です。

  1. 投球数のルール(制限)を守る

小学生の場合、全力での投球は「1日50球以内、週200球以内」が医学的なガイドラインとされています。かけっこ教室の前後にキャッチボールをする日は、球数を減らすなどして調整してあげてください。

  1. 「肩甲骨から投げる・振る」意識とストレッチ

腕だけで投げたり走ったりすると、肩や肘に負担が集中します。

壁を使った肩甲骨寄せ(10回×3セット)

うつ伏せや横向きになって体を支える体幹トレーニング(プランク)

これらを取り入れることで、肩周りの安定性がグッと上がります。

  1. ウォーミングアップ&クールダウンの徹底

練習前は肩回し・腕振りを最低5分。練習後は、使った筋肉をゆっくり伸ばすストレッチを習慣にしましょう。

  1. 必ず「完全休養日」を作る

週に1〜2日は、ボールを投げない、肩や肘を休ませる日を作ることが、一番の予防薬です。



もし「痛い」と言い出したら? 最新の対処法

それでも痛みが出てしまった場合は、以下のステップで対応してください。

  1. すぐにストップ!

「痛い」と言われたら、その日は絶対に投げない、全力で腕を振らないでください。

  1. 最新の初期ケア「PEACE」

昔はすぐにアイシング(冷却)でしたが、今は「無理に動かさず保護する(Protection)」「心臓より高く上げる(Elevation)」など、痛みを和らげつつ様子を見るのが基本です。痛みが強い時だけ、1回15分程度を目安に冷やしてください。

  1. 2〜3日痛みが引かなければ、迷わず病院へ

小児整形外科やスポーツ整形外科を受診し、エコーやレントゲンで「骨端線(成長軟骨)」の状態をしっかり確認してもらいましょう。



まとめ:「痛い」と言える環境が才能を伸ばす

野球などのボール遊びが大好きで、放課後も元気に投げ合っている姿は本当に素敵です。

しかし、その楽しさを中学生、高校生になっても続けていくためには、「痛みが出たらすぐに休む・ケアする」というルールが不可欠です。

かけっこ教室に来てくれるお子様たちを見ていると、肩や肘のケアをしっかりしている子ほど、腕振りが力強く、スタートダッシュが鋭く、最後まで笑顔で走り抜けています。


「少し痛いくらいなら我慢しなさい」ではなく、

「少しでも痛かったら、すぐに教えてね。一緒に治そうね」

とご家庭で声をかけていただけると、お子様も安心して体のSOSを出してくれますよ。

一緒に、痛みのない楽しい運動ライフをサポートしていきましょう!

記事を読んでいただきありがとうございました!


「うちの子の腕の振り方、肩に負担がかかっていないかな?」と気になった方は、次回の練習の際にこみやコーチに声をかけてください。フォームをチェックして、負担の少ない腕振りのコツをお伝えします!

 
 
 

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