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【小学生の保護者向け】うちの子「体力」がない?スポーツテストでわかる運動能力の正体

全ては筋肉が解決しマッスル💪!!!
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こんにちは!先日上の子が2歳を迎え、あっという間だったなーと思いつつも、イヤイヤ期真っ最中の息子にどうしたらスムーズにご飯を食べてくれるか悩み中のさいとうコーチです!泣😭


私自身、2人の子どもたちと毎日ドタバタと過ごしていると、本当に子どもって底知れぬエネルギーの塊だなと驚かされます。しかし、教室で保護者の皆様とお話ししていると、「うちの子はすぐに疲れてしまって、体力がないんです」「どうすればもっと体力がつきますか?」というご相談を非常によく受けます。

学校でも毎年スポーツテスト(体力テスト)が行われますし、日常生活でも「体力をつけなきゃ!」とよく口にしますよね。でも、この「体力」という言葉、実はとても意味が広くて曖昧な表現なのです。

持久走が速いことなのか、風邪をひかないことなのか、それとも重い荷物を持てることなのか。今回は、身体の専門家である柔道整復師の視点から、この不思議な「体力」の正体を分かりやすく解き明かしていきましょう。



■ 車に例えると分かりやすい。「行動体力」「防衛体力」の違い

専門的なスポーツ・運動生理学の世界では、人間の身体が発揮できる能力の総称である「体力」を、大きく2つに分けて考えます。それが「行動体力「防衛体力」です。

自動車で例えてみましょう。「行動体力」というのは、エンジンの馬力やハンドルの操作性、ブレーキの効き具合にあたります。走る、跳ぶ、投げるといった、自ら運動を起こして持続させるための能力ですね。学校のスポーツテストで測るのは、まさにこのエンジンの部分になります。

一方で「防衛体力」というのは、車の頑丈なボディや安全装置、エアコンの機能などにあたります。体温調整の機能や免疫力、ウイルスやストレスへの抵抗力など、生命を維持するための力です。

もしお子様が「運動は少し苦手だけれど、毎日元気に学校へ通って、風邪もめったにひかない」のであれば、それは防衛体力が非常に高い立派な証拠です。


スポーツの記録を伸ばす(行動体力を高める)ためには、まずこの土台となる防衛体力がしっかりしていることが大前提となります。




■ 力強さと速さを決める「筋力」「スピード(敏捷性)」

では、ここからは学校のスポーツテストで実際に測定している「行動体力」の要素について、具体的に見ていきましょう。まずは「筋力」「スピード(敏捷性)」です。

筋力は、筋肉がギュッと収縮して発揮できる力のことです。体力テストの「握力」がこれに当たります。人間の筋肉は、何もしないと40代頃から年齢とともに低下してしまいますが、小学生の時期はこれからグングン伸びていく黄金期です。


そして、かけっこに直結するのが「スピード(敏捷性)」です。

50メートル走や反復横跳びで測るこの能力は、脳から「動け!」という指令がどれだけ早く筋肉に伝わるか、という神経系の働きが大きく関わっています。筋肉の中には、一瞬で大きな力を出す「速筋」と、長距離走に向いている「遅筋」が存在します。この割合には生まれつきの個人差もありますが、公園での鬼ごっこなど、色々な遊びを経験することで、自分の持っているスピードのポテンシャルを最大限に引き出すことが可能です。





■ 身体を操る「平衡性・協働性」と、スタミナの源「持久力」

次に、「平衡性・協働性「持久性」です。

少し難しい言葉ですが、「平衡性・協働性」とは「自分の身体を、頭で思い描いた通りにコントロールする能力」のことです。目を閉じて片足立ちができたり、初めてのスポーツでもすぐに見よう見まねで動けたりする子は、この能力に長けています。


そして、20mシャトルランや持久走で測定されるのが「持久力」です。これは、筋肉にどれだけ効率よく酸素を届けられるか、というスタミナの指標になります。

細胞の中にあるミトコンドリアというエネルギー工場や、酸素を運ぶ毛細血管の働きが深く関わっています。持久力が高いと、日常の活動も疲れにくくなり、結果的にたくさん動けるのでさらに身体が丈夫になるという、素晴らしい好循環が生まれます。




■ ケガを防ぐ「柔軟性」と、親の関わり方

最後は「柔軟性」です。体力テストの「長座体前屈」でおなじみですね。関節が大きく動き、筋肉がゴムのようにしなやかに伸び縮みするかどうかを評価します。

柔道整復師として接骨院で多くの子どもたちの身体を診ていますが、この「柔軟性」が不足していると、関節や腱に無理な負担がかかり、スポーツでのケガに直結してしまいます。

速く走るためにも、歩幅(ストライド)をスムーズに広げる柔軟性は絶対に欠かせません。


ここまで「体力」の正体を分解して解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。「体力がない」と一言で言っても、そこには色々な能力がパズルのように組み合わさっています。

「うちの子は持久力はないけれど、身体を器用に動かせるな」

「スピードはないけれど、柔軟性があってケガをしにくいな」と、

ぜひお子様の得意な部分を見つけて、言葉に出して褒めてあげてくださいね。




■ まとめ:多角的な視点で、子どもの「体力」を楽しく育もう

  • 体力は、運動を起こす「行動体力」と、生命を守る「防衛体力」の2つが合わさっている。

  • 学校のスポーツテストでは、行動体力(筋力、スピード、平衡性、持久性、柔軟性)を測定している。

  • スピードや敏捷性は、筋肉の性質(速筋・遅筋)や神経系の伝達スピードが鍵を握る。

  • 持久力や柔軟性を高めることは、スポーツの記録向上だけでなく、将来の健康寿命やケガ予防の土台となる。


お子様の「体力」を、足の速さや持久走の順位という一つの物差しだけで測るのではなく、様々な視点から観察してみてください。苦手な部分を無理に特訓するよりも、まずは楽しく身体を動かし、少しずつ得意な能力を伸ばしていくことが一番の近道です。


IRACのかけっこ教室では、ただ走る技術を教えるだけでなく、遊びの要素を取り入れながら総合的な「行動体力」を育むプログラムをご用意しています。

ご家族で公園へお出かけの際は、ぜひ一緒にいろいろな動きにチャレンジして、お子様の健やかな成長を見守ってあげてくださいね! こちらの記事も参考にしてみてください! 【小学生の保護者必見】運動神経の土台を作る「36の基礎運動」とは?かけっこ教室コーチが解説

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