【11月練習振り返り】「自分で考える力」
- かけっこAC 板橋

- 11月29日
- 読了時間: 3分

こんにちは!こみやコーチです。
11月も残りわずかとなりましたね。子どもたちの成長が本当に早く、毎週会うたびに「またひと回り大きくなった!抜かれるのも時間の問題か?」と感じています。
さて!今月は【条件/状況を変えた普段と違った練習や自主的に取り組んでいける練習に。】というテーマの練習メニューにしました。
目的はただ一つ。「言われたことだけをする」のではなく、
「自分で考えて行動する経験」をたくさん積んでもらうこと。
結果、子どもたちの反応が明らかに変わりました。声かけが増え、仲間同士で自然に相談し合い、「こうしたらもっとうまくいくかも!」という試行錯誤があちこちで見られました。
保護者の皆様からも
「最近、練習の話を自分でたくさんしてくれるようになった」
「帰りがいつもより楽しそうだった」
というお声を多数いただき、本当にありがたく思っています。
■ 11月の練習内容
◆ ミニハードルジャンプ&川鬼
ハードルの高さ・間隔を子どもたち自身が選択。
「今の自分に余裕、ちょうどいい、ギリギリの挑戦」を自分で設定することで、集中力と達成感が大きく向上しました。
◆ マーカー小刻みダッシュ&キャッチボール鬼
マーカー小刻みダッシュはマーカーの増減をし、スピードが落ちないように走りました。
キャッチボール鬼はキャッチボールをしながら移動して合図とともに「ボールを持っている人が鬼」というルールを取り入れ、状況判断力と素早い切り替えが求められる内容に!
子どもたちは大興奮で、何度も「コーチ!もう1回やろう!」とリクエストしてきました。
◆ スポーツ鬼ごっこ&ドロ警察
制限時間や役割に変化を加えたことで、「仲間とどう連携して逃げるか捕まえるか」をその場で相談する場面が自然に増加。
チームで作戦を立てて実行する楽しさを味わえた一日でした。
◆ ハンドボール投げリレー&2人1組縄跳び
ペアでタイミングを合わせる練習では、
「せーの」「もう少し早く!」といった声かけがあちこちで聞こえ、
協調性とコミュニケーション力が確実に育っていることを実感しました。
12月も、引き続き以下の3つを大切に進めていきます。
① かけっこに必要な基礎体力・動きづくり
② 「自分で考えて試す」機会を増やすメニュー設計
③ 仲間と声を掛け合い、楽しみながら挑戦できる環境づくり
走る速さの向上はもちろん大切ですが、
それと同じくらい「自分で考え答えを出す力」と「仲間と協力し目的を達成する経験」を積んでもらいたい。それが将来、どんな場面でも自分らしく活躍できる土台になると信じています。
もしご家庭で練習の話題が出ましたら、
「今日の一番楽しかった練習は?」「次はどんなふうにやってみたい?」
と聞いてみていただけると嬉しいです。
子どもたちはきっと目を輝かせて話してくれるはずです。
12月も子どもたちと一緒に、笑顔あふれる練習をつくっていきましょう!






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